孫たちが、おばあちゃんの誕生日プレゼントにマッサージをプレゼント。家族愛を感じます。
先日久しぶりに80代の女性の患者さんが、来院しました。
娘さんが電話で予約してくれました。「腰が痛くて歩行も不安定になったから診て欲しい。」
玄関に迎えに出ると、患者さんを含め高校生まで5人の団体さん。
私『大勢でいらっしゃいましたね。』と笑いながら患者さんに言いました。
患者さん「私の誕生日のプレゼントに、孫たちがお小遣いを出し合って連れてきてくれました。」
私『良い育て方をしましたねぇ。』 私まで嬉しく感じました。
お孫さんたちが幼い頃、忙しい両親に代わってよく面倒をみていたそうです。
その孫たちが、毎年誕生日プレゼントをくれるのだそうです。
今年は何がいいか決めるタイミングで、おばあちゃんが腰を痛がっているのを知って、
それではマッサージをプレゼントしようということになったそうです。
治療後に迎えに来るということで、ご婦人をあずかり1時間ほどかけて原因を探しながら理学療法を行いました。
迎えに来た家族を前に、ご機嫌でした。
来院時に歩く時に痛がっていた症状も消え、姿勢もシャンとした事は大切ですが、
「1時間ずうっとおしゃべりしちゃったょ。」
と、娘さんにおっしゃるときのニコニコ顔が印象的です。
「また直ぐ誕生日が来るといいのに。」
そう言ってお帰りになりました。
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