先週ギックリ腰という主訴で来院された患者さんのその後についての報告です

鍼灸マッサージ志都呂のSSKCハリマッサージ

2024年05月15日 16:52




前回お話した、自称ギックリ腰で受診された患者さんが、

本日2度目の来院をされました。

通所しているデイサービスからも、痛みはすっかり良くなって、

普段通りに運動メニューをこなして帰られた。と昨日 報告は受けていました。

本当かなあ?と少しだけ疑っていましたが、

来院された患者さんは、姿勢よくスタスタ歩いて入って来られました。

急性に酷くなった椎間関節性の腰痛で、グリーンライトレベルあれば、当然のことですね。

前回の来院時に、脊柱管狭窄についても話をされてたし、右膝関節が痛くて正座できないとも言っていたし。

これらは、今回の急性の腰痛とは別の、いわゆる合併症です。

整形疾患についてSSKCでは、症状や病態から原因疾患を想定して治療に当たっています。

患者さんの痛いと訴える部位や、希望する部位に迎合して治療したり、

経験則や直観だけで治療したりすると、良い結果を得られないどころか、

あの鍼灸院は何も効果でないと、悪評をたてられかねません。

さて、今回の治療では臀部から脚にかけての慢性的な痛みと、

膝関節の運動痛に対してのアプローチです。

いわゆるイエローフラッグ(心理社会的危険因子)レベルの問題と想定しての扱いです。

症状の原因と、必要な治療計画をしっかり説明しました。

改善には、治療だけでなくご本人の努力も必要になることを説明して、治療開始です。


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